ISO20000認証取得コンサルティングサービスについて

ISO20000認証取得のメリット

  1. ITサービスを提供し受注する
    ITサービスを提供する基礎的能力を作り上げるためには、一連の業務プロセスを構築する必要があり、“該当する業務プロセスにはどのような要素が欠かせないのか”、が本規格を見れば分かるのです。つまり本規格を参照しながら構築すれば、基礎的能力が備わると考えても良いのです。
  2. サプライチェーンの中で他社との連携を図る際に共通言語・考え方とする
    ITサービスを提供するには、自社だけで全てをまかなえるのは稀(まれ)であり、ほとんどの場合複数の他社との連携が必要です。連携を強化し、確実に顧客にサービスを提供するためには、一定の品質を維持することが必要です。そこには、共通の言語や考え方が必要となりますので、本規格に基づいてお互いに要求をし合うことが共同作業をする際に有効となります。
  3. ITサービスマネジメントを他者と比較しようとする
    もちろんベストプラクティスの集大成であるITILを参照にしても構いませんが、業界他社の状況を知ることにより、より身近な情報が得られるはずです。他社がどのような形で本規格に基づくITサービスマネジメントを適用しているのか、を知ることにより、自社の位置づけをすることも有効です。ISOは登録認証制度ですから、登録された企業については少なくとも「いつ・誰が・どのような範囲で・誰に審査されたのか」が一般に公開されます。それに基づけば、他社との比較を行い、ベンチマーキングをすることが可能です。
  4. 自社のITサービスマネジメントを客観的に評価する
    「自社のITサービスをマネジメントする能力はどの程度あるのか」、「プロセスの運用はうまくいっているのかいないのか」、「強みはどこで弱みはどこか」、「協力業者との連携はどの程度うまくいっているのか」、「不具合はどのような進捗で解決可能なのか」、など、本規格の視点に基づいて、客観的な評価(アセスメント)が可能です。それは、内部監査というプロセスを通じてセルフチェックをおこなうこともできますし、登録審査を受診すれば審査機関という第三者からの評価を受けることも可能です。
  5. 対外的にITサービスマネジメントの能力を実証する
    競争が激しくなる中で、自社のITサービスマネジメント能力が一定水準以上にあることを証明することは、差別化に利用できる1つの武器となってきます。上場企業においては、情報公開・コンプライアンス・J-SOX法対策という意味づけも強まってきており、今後株主などステークホルダーに対する能力証明という重みも増してくるでしょう。
  6. ITサービスの改善を目指す
    ベンチマーキングやアセスメントが可能であれば、やはり当然ながら改善の取り組み方も明確になってきます。本規格は、PDCAのマネジメントシステムが導入され、継続的改善が前提条件としてありますので、どのようにすれば改善の仕組みが出来上がるのか、まで踏み込んで要求事項に盛り込まれています。一般的にマネジメントシステムの考え方が導入されていない企業においては、問題が発生した時には全員の意識がそこに集中し目前の課題解決に全力を挙げますが、そのほとぼりが冷めると、どのように解決されたのか・再発防止策はとられたのかなどがあいまいなまま放置されるケースが多く見受けられます。それを根本的におさえて、改善による果実をしっかりと得ようという考え方が入っています。

ISO認証取得コンサルティング

  • 基本理念
    従来のISO認証取得のイメージから脱皮して経営のツールとしてとらえコストパフォーマンスによる身の丈にあったISOを基本理念としております。
  • コンサルティング方針
    • 実際の運用にマッチし、身の丈にあったマネジメントシステムの構築
    • 経営ツールとしてお役立ちできるマネジメントシステムの構築
    • 使用している文書は有効活用します(文書は極力少なく)
    • ISO20000審査員の資格保持者がコンサルティングをいたします
    • あくまでも主役は御社です!
  • コンサルティング活動
    • コンサルティング形式
      • 要求事項の解説
      • マニュアル、規定、各種文書作成のアドバイス
      • 全社体質改善活動、認証取得活動のアドバイス
    • 弊社コンサルタントが御社ISO推進委員に対して指導を行います。
    • 原則として月2回を目安にして、20ステップのコンサルティングを行います。

コンサルティング概略スケジュール

コンサルティング概略スケジュール図 ISO認証支援ASPサービス ISO-SQUARE

ISO認証取得後の審査について

ISO認証取得後、維持審査が毎年、更新審査が3年毎に行われます。

内部監査教育

弊社では、コンサルティングサービスの中で「内部監査員教育」を実施させていただきます。
  • 社内の業務改善に繋がるための「見方・聞き方・考え方」を養う独自のカリキュラム・教材を準備しています
  • 実際の企業の事例に近い問題演習を準備することで、実践的な監査スキルの習得を図れるようにしています。

模擬審査について

  • 弊社のコンサルタントを御社に2名派遣して
    • 規格要求事項と現実の合致
    • 利益を出せる体制・支出を減らせる体制構築の確認
    • 審査登録機関が行う「事前監査」を行わず、認証取得可能な体制の確認をさせていただきます。
  • 弊社では、担当者と異なるコンサルタントが客観的に審査することで、よりキメ細やかなマネジメントシステム構築を可能にする と考えております。

審査登録機関の選定について

  • 審査登録機関と弊社(コンサルティング会社)は、独立した関係にあります。
    ISO認証取得を受審する際には、審査登録機関からの審査を受ける必要があります。
  • 審査登録機関は御社で任意に選定していただいて構いません。
  • 弊社では、ご要望があれば国内で活動している50を超える審査登録機関から、弊社の指導方針と合致した審査登録機関をご紹介いたします。